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外反母趾で親指と第2趾（足の人差し指）が重なり、
指の背面に靴が当たってウオノメができてしまったという安曇野市のお客様。

さらに第3趾（中指）との間にも圧迫によるウオノメが出来、
痛いとのことでご来店。

（足のプリントを取ると、第2趾は浮いて3趾が挟まれて行き場がなくなっています）

足指のスペースを取ることはもちろん、根本的な原因となる
踵側の細さや内側への傾きを支えることができる靴をお試しいただきました。

足入れした時点で「指先は広くて楽だけど、後ろがしっかりしてる！」

痛くならないように幅の広すぎる靴や柔らかい靴を選んでいたため、
もともと細い足は靴の中で動いてしまい、
足の横アーチ（足指の付け根を支える土踏まず）は広がり、
踵は内側へ倒れてしまうことで足指にトラブルが出てしまったご様子。

足関節（足首）も不安定なため、歩く動きの中でもさらに大きな負荷が
足指にかかるので、歩き方のレクチャーと、無意識化での動きを導くための
オーダーインソール（中敷）を作製。
足のアーチの崩れや踵側の支えをインソールがしっかり補助してくれます。

指の間のウオノメは、足指部分の充分なスペースと
横アーチ含めた足のアーチを補正することで楽にはなりますが、
必要な方にはシリコン製の指間パッドも併用していただいています。

ウオノメ自体が短期間で良くなるわけではありませんので、
皮膚科でのケアと経過に合わせた靴とインソールの調整を継続することが大切です。

今回お選びした靴は【rakuhodou AKEBI】。これからの季節に軽やかなメタリックグレーを選んでくださいました。